27 3月

本音と建前が大切な転職動機

転職活動をする上で手を抜いてはならないのが志望動機です。看護に携わってきた人が医療系へ転職するときにはその重要性が高くなります。

看護を担う業界の中でも医療業界は責任の大きさが著しく高く、些細なミスがあるだけで患者が亡くなってしまうリスクがあるでしょう。患者の最も近くにいていつも看護を行っている人が高い自覚を持って働いていなければ、医療は理想的な形で実現されません。

そのため、中途採用で人材を確保するときには基本的には即戦力が求められています。その点で業界外から医療系へ転職するときには不利になっていることは理解しなければなりません。

経験を越える魅力を訴えかけられなければ採用してもらえない、という覚悟が必要です。医療系へ転職する理由は様々ですが、その本音と建前を使い分けましょう。

本音としてどのような志望動機があったとしても、建前を入れ込んでいく必要があります。即戦力に相当するような人材であることを主張しなければならないため、自分が職場に入ることによって果たせる役割を明確に伝えることが重要です。

自分がそれまでに経験してきた仕事について整理して、何が新しい職場で活用できるかをじっくり吟味してみましょう。それを生かして貢献できるという建前をしっかりと作った上で志望動機をまとめるのが大切になります。

雇用する側から見れば、雇ったことで得られる効果について興味があるため、その点に特化して説明できるようにする必要があるのです。例え経験を重ねてなくても、その職場でどのようにキャリアアップしたいのか?という思いを伝える事が、志望動機のポイントと言えるでしょう。